2020年度滋賀県吹奏楽連盟主催事業について

2020年5月11日

滋賀県吹奏楽連盟
加盟団体各位

会 長 辰巳晴生
理事長 小幡 理

 

2020年度 滋賀県吹奏楽コンクールならびに
滋賀県マーチングコンテストの中止について

 

平素より本連盟の諸事業にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

先日の書面議決方式による吹奏楽連盟総会では多くの貴重なご意見を頂戴するとともに、殆どの加盟団体の皆様に返信いただきました。本当にありがとうございました。その中でも、特に今年度の吹奏楽コンクールについては開催の可能性を探る中で県大会のみの開催という変則的な提案を行い、先日の報告の通り、承認いただきました。

しかしながら、当面の実施予定である吹奏楽コンクールとマーチングコンテストについては、議決以降も収束の予測が立たない状況が依然として続く中で密閉・密集・密接を避けることが非常に困難であることに加え、4月に政府から全国に向けて5月6日までの期限で発出された「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言」が5月31日まで延長され、政府や各自治体からの休校措置の只中にある学校教育現場や、活動自粛を余儀なくされている多くの市民バンドでは、全く吹奏楽活動ができない状況が今後も続くと予想されること等を踏まえ、中止せざるを得ないとの判断をいたしました。

このことは本連盟にとって苦渋の決断であり、加盟団体の皆様方、吹奏楽を愛好し、ご支援いただいている皆様方のお気持ちを察しますと、本当に心の痛む思いです。しかし、この重大な経験を克服した先には吹奏楽の輝かしい未来が必ず見えてくるものと確信しています。そして、この緊急事態に屈することなく、吹奏楽の灯を守り続け、ますます発展するよう全日本吹奏楽連盟、関西吹奏楽連盟と連携しながら一層の努力を重ねていく所存です。今後とも本連盟に対しまして変わらぬご理解、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

各大会出場予定団体の皆様には、これらの大会に向けた練習計画や交通機関の団体利用申込などの準備も始めければならない時期にさしかかっており、本来であればもっと早急に判断すべきところ、本日の決定となりましたことをお詫び申しあげます。

なお、全日本吹奏楽連盟から発表されているとおり、コンクール課題曲については、今年度の5曲をそのまま来年度の課題曲とすることが決定しております。

また、アンサンブルコンテスト等、マーチングコンテスト以後の事業については、関西連盟や各府県連盟と共に、政府や各自治体及び各教育委員会等の要請、指示を注視しながら安全な計画に努めてまいります。

以上

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